Ballet

役柄研究

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ついに北区の文化芸術祭、明日になってしまいました。
既に書いた通り、ドルシネア姫のバリエーションを踊ります。

この踊りは、ドン・キホーテの夢の場面で出てくる彼の理想とする姫の踊りです。テクニック的にもバランスや片足立ちでのバロネ、後半の速いターンなどとても難しいのですが、役柄の解釈が結構難しい。有名なバレリーナの方の踊りを見ても、かなり笑顔の方もいらっしゃれば、すまし顔の方も。どちらが正解というわけではなくて、どちらも正しいのだと思います。Directorのイメージやドン・キホーテの方の役作りに合わせて、さらに全体のコールドバレエや背景セットに溶け込むように踊られているのでしょう。

それで・・・私なりに、どうやって踊るかです。今回は小品集の中の一作品でコールドも背景もないので、自分なりにイメージしなくてはなりません。この役作りの作業をしていくうちに、この踊りがどんどん好きになりました。

ミュージカルのラ・マンチャの男を観劇した影響も大きいと思います。私の好きなキホーテの台詞です。

「本当の狂気とは何か?本当の狂気とは。夢におぼれて現実を見ないのも狂気かもしれぬ。現実のみを追って夢を持たないのも狂気かもしれぬ。だが、一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ。」

"When life itself seems lunatic, who knows where madness lies? Perhaps to be too practical is madness. To surrender dreams - this may be madness. To seek treasure where there is only trash. Too much sanity may be madness — and maddest of all: to see life as it is, and not as it should be"

騎士としてあるべき姿を追い求め続けるキホーテ。ミュージカルを見る前の私はバレエしか見たことなかったので、風車と戦う狂った背の高いおっさん(失礼)のイメージしかなかったんです。今思うと・・・とても恥ずかしいです。

キホーテの理想の姫君に近づけるように、明日は頑張ります。自分の踊りが出来ますように。

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